2009年11月27日の金(標準、ミニ及びオプション)の夜間立会休止について

2009.11.30

 

株式会社東京工業品取引所において、2009年11月27日(金)16時53分、取引システムに障害が発生し、同日17時10分に金(標準、ミニ及びオプション)の夜間立会を休止いたしました。市場参加者を始めとする関係者の皆様には、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

この障害については、11月28日及び29日において原因究明及び対策を終えましたので、本日(11月30日)の日中立会から通常どおり取引を開始致しております。

以下に、障害の発生経過、原因及び対策についてご報告いたします。

1.  障害の発生経過(11月27日)

16:53 当社センタを運営するNTTデータが、貴金属市場用の取引サーバ(現用系)でプログラム異常が発生したこと及び金2010年10月限の気配値段表示に異常があったことを確認した。
16:55〜57 当社は、NTTデータからその旨の連絡を受けた。
16:57  当社は、NTTデータから、待機系の取引サーバへの自動切替(フェイルオーバー;fail-over)が行われた旨の連絡を受けた。
16:59  当社においても、金2010年10月限の気配値段表示に異常があることを確認した。
17:00   寄付板合せ直後に、金及び白金のサーキット・ブレイカー(Circuit Breaker;CB)が発動されたが、17時5分にCBは解消し、ザラバに移行した。
17:05  当社は、金2010年10月限の最良買気配値段(3205円)の表示が更新されず、異常であることを確認した。
17:08 当社は、取引参加者等に対し、障害により17時10分に金の立会を停止する旨を通知した。
(17:18 当社ホームページにも掲載)
17:10  当社は、当社の危機管理計画(Contingency Plan;CP)に基づき、金(標準)並びにその派生商品である金ミニ及び金オプションの立会を停止した。
17:47 当社は、取引参加者等に対し、障害の原因究明中である旨を通知した。
18:16 当社は、取引参加者等に対し、原因究明に時間を要するため、金(標準、ミニ及びオプション)の夜間立会を休止する旨通知した。
(18:20 当社ホームページにも掲載)

 

    

2. 障害の原因

障害の原因を調査した結果、以下の2点が原因であり、いずれも、NasdaqOMXソフトの不具合(バグ)によるものと判明した。

 (1) フェイルオーバーが発生した原因

注文受付(寄付)中に、注文発生のたびに計算する約定枚数最大となる値段の計算処理において、計算のたびに行うべきメモリの削除が行われず、メモリ領域が不足し処理が続行できなくなったため。

 (2) 気配値段の異常表示等の原因

上記のフェイルオーバー時の処理において、待機系サーバへのデータ等の移行に不具合があったため。

3. 対策

上記のとおり本障害の原因が判明したことから、NasdaqOMXによるソフト修正を行った後、11月28日及び29日に、当社及びNTTデータにより再現試験(修正前ソフトで同事象が発生すること)及び修正版の動作検証試験(修正後ソフトで同事象が発生しないこと)を行い、障害の原因が解消されていることを確認した。

4. 経済産業省からの報告徴収について

11月27日に経済産業省から当社に対し本件の報告を求められたのを受け、当社は、11月30日及び12月2日に報告書を提出する予定である。

この度の障害につきましては、皆様に大変ご迷惑ご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

当社といたしましては、今回の障害発生について深く反省し、今後とも、再発防止等市場運営に万全を期して参りますので、何卒皆様のご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。    

 
 

     

    

      

 

      

     

      

      

 

 

 

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