TOCOMの石油市場に石油スワップ取引が誕生

石油スワップ取引の仕組みについて

先物取引とは、証拠金を預託しレバレッジをきかせて行う取引です。 ここでは石油スワップ取引の仕組みや取引に参加する一般投資家の方を対象とした保護制度について紹介します。

1.将来の売買を約束する取引です

商品先物取引は、将来の一定期日に、ある特定の商品を、現時点で決められる価格で、売り又は買うことを約束するものです。石油スワップ取引(ローリー)では、例えば「半年後にガソリンを10キロリットル、1キロリットルあたり50,000円で売る(又は買う)」というように、将来のある時期における商品の売買を約束する取引です。

2.「売り」からでも「買い」からでも取引できます

TOCOMの石油スワップ取引は、決められた期日までに反対売買を行い、差額を決済して取引を終了させる取引です。また、最終的に決済が必要となる取引最終日までポジションを保有していた場合でも全て最終決済価格で決済され、受渡しの心配はありません。
将来価格が上昇しそうだと予想すれば「買い」から、反対に、将来価格が下落しそうだと予想すれば「売り」から取引を始めることができます。外国為替証拠金取引(FX)のような金融商品と同様の感覚でコモディティ投資を行うことができます。

「買い」からの取引例(ローリー・倍率10倍)
「売り」からの取引例(ローリー・倍率10倍)

※取引所における取引の基本となる取引数量は「枚」で表され、1枚あたりの取引数量を「取引単位」といいます。例えば、TOCOMにおけるガソリンスワップ取引(ローリー)1枚あたりの重量は10キロリットルですが、実際の売買約定の対象となる価格は1キロリットルあたりの価格で表示されています。これを「呼値」といいます。例えば、ガソリンスワップ取引を1キロリットルあたり50,000円で取引した場合は、実際にはその10倍の500,000円の取引をしたことになります。この「取引単位/呼値」の比率を「倍率」といいます。

3.証拠金を預託して行う取引です

商品先物取引は、取引の担保として証拠金を預託して取引します。預託した証拠金の十倍〜数十倍の額を取引するハイレバレッジの取引ですから、小さな値動きでも大きな利益を得ることが可能となります。同時に、予想とは反対の値動きになった場合に損失が大きくなることにも注意が必要です。また、証拠金は現金だけでなく株式や国債などでも預託できることから、有価証券を有効活用することができます。

4.好きな時に取引できます

石油スワップ取引の取引時間は、土日・祝日を除く8:45~15:15、16:30~ 翌5:30です。都合のよい時間に合わせて取引を行うことができます。(取扱会社によって取扱時間が異なる場合があります。)

5.公的な取引所です

取引が行われるTOCOMは、農林水産大臣及び経済産業大臣の認可を受けた公的な取引所です。取引の決済の履行は清算機関((株)日本商品清算機構)が保証し、さまざまな投資家保護制度も完備されています。
>>委託者保護制度についてはこちらをご覧ください。

6.取引にはリスクも伴います

商品先物取引は、取引の総代金に比べて少額の証拠金を預託して取引するレバレッジの効いた取引です。価格の動きが小さくても大きな利益を得ることができますが、価格が予想に反して動いた場合には、預託した証拠金以上の損失となる恐れがあります。日々の価格変動に伴う損益は帳入値段※をもとに計算され、もし損失が一定額以上になっても取引を継続したいときは、追加の証拠金を預託する必要があります。
(帳入値段とは、建玉を値洗いするための基準値段をいいます。)

7.FX等との損益通算が可能です

①申告分離課税により税率は一律20%です。
※2013年1 月1日から2037年12月31日までの25年間、所得税額に対して、2.1%の復興特別所得税が追加的に課税されます。
②損失は3年間の繰越控除が可能です。
③日経225先物取引やFX等、他の金融商品先物取引などによる所得との通算が可能です。

石油スワップ取引の取引要綱(概要)石油スワップ取引の取引要綱(概要)

石油スワップ取引の取引要綱(概要)

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