金投資の魅力

写真・金

金は、経済の成長と共に需要が大きく伸び、価格も上昇する傾向にあるといわれています。一方、人類の有史以来掘られてきた金の量は、およそ18万トン強といわれ、よく使われる例では、東京体育館の50mのオリンピックプール3杯半分にすぎません。こうした金のもつ「希少性」、永遠に変わらない、錆びない、腐らない「不変性」が金の価値の根源にあるのではないでしょうか。

英国のEU離脱決定による金融市場の混乱など世界経済に不透明感が増すなか、信用リスクのない安全資産として金の需要が高まっています。
また、金はインフレヘッジに有効であり、将来を見据えた長期的な財産保全の手段として優れているといわれています。
さらに、株式や債券など金融資産と異なる値動きをする傾向があるなど、金をポートフォリオに組み入れることで金融資産のリスク分散の効果が期待されています。

あなたもポートフォリオの一部に「金」を加えてみませんか。

金の長期保有によるメリット

金はインフレ時に強いなど長期保有に優れています。

  • 金価格(ドル建て)は2000年から12年間続いた価格上昇トレンドが一服し、2013年以降は調整局面にありますが、歴史的高水準で推移していると考えられます。2016年6月には、イギリスのEU離脱決定を受け1300ドル/オンスの節目を突破しました。
  • 金価格は世界経済(GDP)の成長に相関(金とGDPの相関:0.87)があります。
  • 1971年、ニクソンショック時のドルと金の兌換比率は35ドル/オンス(ニクソン・ショック)でした。現在は1300ドル超えとなるまで価格が上昇(金価格の年次リターン:11.5%、GDPの年次成長率:7.6%)しています。

【世界のGDPと金現物価格の推移】

出所:GDP(名目):国際連合(United Nations Statistics Division)金価格:トムソン・ロイター

図・世界のGDPと金現物価格の推移

中央銀行による金保有

金は中央銀行によって準備資産として保有されています。

  • CBGA(Central Bank Gold Agreement 通称:ワシントン協定)の共同声明(2014年)において、「金は準備資産として重要である」と改めて表明しました。
  • 2015年の中央銀行による金買い越し量は588.4トンに達し、過去最高であった2013年の625.5トンに次ぐ量を記録しました。
  • 各国の外貨準備運用管理者がマイナス名目金利の課題に取り組むなか、2016年以降の中央銀行による金購入量も記録的水準に達すると予想されています。
  • 各国中央銀行による金保有は、金がコモディティではなく事実上の通貨として扱われていることを示していると考えられます。

【中央銀行による金の購入量(購入量-売却量)の推移】

図・中央銀行による金の購入量(購入量-売却量)の推移

【中央銀行の金保有量上位15カ国と各国外貨準備高に占める金の割合(2016年3月現在)

データ基:「ゴールド・デマンド・レポート2016年第1四半期」(ワールドゴールドカウンシル)

図・中央銀行の金保有量上位15カ国と各国外貨準備高に占める金の割合(2016年3月現在)

テールイベントに強い金

金は、リーマンショックや東日本大震災など、めったに起こることはないものの発生すると重大な損失を被る可能性のあるテールイベント発生時の損失を抑制する効果があります。

  • テールイベント発生時に、債券や株式など金以外の資産が大きく下落する中で、金はプラスもしくは若干のマイナスとなっています。
  • 資産運用において、金を数%組み入れることでテールイベント発生時、ポートフォリオの損失を抑制する効果が期待できます。

【テールイベント発生時における金と伝統的資産のパフォーマンス】

出典:「ポートフォリオのリスク管理と金投資の役割」(ワールドゴールドカウンシル)

図・テールイベント発生時における金と伝統的資産のパフォーマンス

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