新しくなったTOCOMの金オプション取引

写真・金現物100グラムバー

TOCOMでは、2016年9月の取引システムの更改に合わせて「金オプション取引」の商品設計を変更しました。
新しい商品設計は、ヨーロピアンタイプの採用や、決済方法など、日経225オプション等と同様のスキームを採用していますので、こうしたオプション取引を既に取引している投資家にとっては、非常に馴染みのある仕組みとなっています。

メリット

  • 損失を限定しながら利益を追求できる
    オプションの買い手は、最大の損失額をプレミアム(オプション取引の代金)に限定できる一方で、限りなく利益を追求できるというメリットがあります。(別途、取引手数料等が必要です。)
    ※金オプション取引の損失限定取引についてはこちらをご参照ください。

    新しいTOCOMの金オプション取引はヨーロピアンタイプを採用し、権利行使日のみ権利行使が可能な設計としました。また、権利行使はイン・ザ・マネーの場合に自動的に行われ、金先物取引の価格を用いて差金決済されますので、権利行使後にポジションが金先物取引に引き継がれることはなくなりました。なお、権利行使日においてオプション取引のポジションがアット・ザ・マネーやアウト・オブ・ザ・マネーの場合は権利消滅となります。
  • 少額の資金で取引できる
    オプションの買い手は、購入代金であるプレミアムの金額だけで取引を行うことができ、少額の資金から取引に参加することができます。
    また、今回の変更で、取引単位を1キログラムから100グラムに小口化しましたので、買い手はこれまでより少額のプレミアムで、売り手は少額の証拠金で取引することが可能となります。
  • 最長1年の取引が可能
    新しい商品設計では、これまでの期近3限月制から6限月制となりました。これにより、市場参加者は取引機会が増え、また長期間の取引が可能となります。
  • 多様な取引戦略でリスクをコントロールできる
    オプション取引と先物取引を組み合わせるなど、さまざまな相場環境や資産状況に合わせてリスクをコントロールしながら取引することができます。
金オプション取引の主な変更点
項目 変更後 変更前
タイプ ヨーロピアンタイプ アメリカンタイプ
取引最終日 原商品(金先物取引(標準))の当月限納会日の前営業日(日中立会まで) 原商品の当月限納会日の属する月の前月最終営業日(日中立会まで)
最終決済方法 イン・ザ・マネーについて、自動権利行使(差金決済)
※権利放棄も可
権利行使したポジションは金標準取引の建玉に移行
取引単位 100g 1kg(1,000g)
限月 6限月制 2限月又は3限月制
新しい金オプション取引の取引要綱
  新「金オプション取引」
取引の種類 オプション取引(ヨーロピアンタイプ)
立会時間 【日中立会】
 午前8時45分~午後3時15分
【夜間立会】
 午後4時30分~翌日午前5時30分
取引単位 100グラム
呼値とその単位 1グラム当たり1円刻み
限月 6限月制
権利行使価格の設定 原商品の帳入値段に最も隣接する権利行使価格を中心に、
連続して上下に各々20本以上の権利行使価格を設定
権利行使価格の刻み 50円
新甫発会日 原商品の新甫発会日の翌営業日(日中立会から)
取引最終日 原商品の当月限納会日の前営業日(日中立会まで)
権利行使日 原商品の当月限納会日
帳入値段 日中立会の引板合わせによる約定値段
帳入値段 (上記がない場合、理論値)
最終決済価格 原商品の当月限納会日の日中立会の始値
権利行使 権利行使日のみ(ヨーロピアンタイプ)
イン・ザ・マネーの場合、自動権利行使(ただし、権利放棄を認める)
アウト・オブ・ザ・マネー及びアット・ザ・マネーの場合は権利消滅

合成ポジションによる戦略的な取引

金先物取引と金オプション取引で合成ポジションをつくってみよう

プロテクティブ・プットの例
  • 金先物(ミニ)を4,400円で買った場合、このポジションについては、その後の金価格が4,400円より高くなった場合は利益が、4,400円より安くなった場合は損が生じます。
  • 権利行使価格4,500円でプットオプションをプレミアム50円で買った場合、このポジションについては、その後の金価格が4,450円(権利行使価格にプレミアムを加えた額)より安くなった場合利益が、4,450円より高くなった場合は損が発生します。
  • ❶と❷から生じる損益を合算して形成した合成ポジションを見ると・・・
    取引後の価格が4,500円より高くなった場合、無限大に利益を追求することができる。
    一方、取引後の価格が4,500円より安くなった場合でも50円の利益を確保することができる。

シミュレーターで金オプション取引を体験してみよう!!

TOCOMではこれからオプション取引を始めたいと考えている方などを対象にシミュレーターを提供しています。
この機会に是非お試しください。

シミュレーター

TOCOM先物・オプション シミュレーターを体験する

リスクについて

  • 元本および利益が保証されていません。
    オプション取引のプレミアムは、原商品の変動等により変動します。元本や利益が保証された商品ではありません。
  • プレミアム全額が損失になる可能性があります。
    オプション取引の買い手は、相場が予想に反して動いた場合、支払ったプレミアム全額が損失になる可能性があります。
  • 意図した値段で取引できない、もしくは取引が成立しない場合があります。
    市場の状況により、取引相手となる注文が少ない場合、意図した値段で取引ができない可能性があります。
  • システム障害により、情報の配信や取引が遅延・中断・停止する場合があります。
    当社や商品先物取引業者の取引システムに障害が発生した場合、または商品先物取引業者とお客様との間の通信回線に障害が発生した場合には注文発注や相場情報の配信に遅延等が生じる可能性があります。
  • 商品の仕組みを理解し取引を行いましょう。
    オプション取引を始めるにあたっては商品の性質、取引の仕組み等基本的な事項を十分に理解した上で、ご自身の責任と判断で行ってください。
  • クーリングオフはできません。

ページトップに戻る