1-5 オプション取引の仕組み - 先物・オプション入門

オプション取引の定義

オプション取引とは、
(1) ある商品(原商品)を、
(2) あらかじめ定められた期日(満期日)または期間内に、
(3) あらかじめ定められた価格(権利行使価格)で、
(4) 買い付ける権利(コール・オプション)、又は売り付ける権利(プット・オプション)を対象とする取引です。

オプション取引のプレーヤー

オプション取引には次の4つのプレーヤー(市場参加者)が存在します。

オプション取引の決済方法

オプション取引においては、次の決済方法があります。

  1. 権利行使
    買い手は、コール・オプションでは権利行使価格で原価格を買う、プット・オプションでは権利行使価格で売ることによって取引を決済します。売り手は、買い手の権利行使について履行義務が発生します。
  2. 権利放棄
    満期日までに買い手により権利行使されなかったオプションは、自動的に失効し、買い手と売り手の権利義務関係は消滅します。
  3. 反対売買
    買い手は転売、売り手は買い戻しを行うことによって取引を決済します。

オプション取引の利点

オプション取引の主な利点として、次の3点を挙げることが出来ます。

  1. リスク限定
    買い手については、損失は支払ったプレミアムに限定されます。この場合、思惑が外れても支払ったプレミアム以上の損失は発生しません。
  2. レバレッジ効果
    原商品の価格より少額のプレミアムで、その商品の取引と同様の利益をあげることができます。
  3. 多種多様な取引戦略
    オプション取引と原商品(先物取引)や、複数のオプション取引を組み合わせることにより、 多用な取引戦略を組むことができます。

オプション取引における権利行使の流れ(東京商品取引所 金オプション取引の例)


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