6-1 EFP取引とEFS取引の概要 - 先物・オプション入門

EFP取引とEFS取引の概要

大量のヘッジ・ポジションを建てたり、解消したりする場合、先物市場に大量の売り注文や買い注文を入れると、自らの注文発注によって価格が不利な方向に動いてしまうことが多々あります。そこで現物取引が背後にあるといった一定の条件の下に、先物の買いと売りを個別競争売買を介さずに、取引所へ申出て、その承認をもって先物取引を成立させることが認められています。このように、現物取引の契約を結んだ売り方と買い方が、同一価格の先物の買いと売りを個別競争売買を介さずに成立させる取引を、EFP取引(Exchange of Futures for Physicals)といいます。

また、スワップ契約(現物取引の売買契約における変動価格と固定価格の交換)を締結した当事者が、EFP取引と同様の手法で、スワップのポジションとの交換で先物の約定を成立させることも認められています。これはEFS取引(Exchange of Futures for Swaps)と呼ばれる取引方法です。

EFP取引もEFS取引も当業者のリスク・ヘッジによく利用される手法です。さらに詳しくご説明しましょう。


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