国内の商品先物取引に投資する初の投資信託が誕生

2010.1.15

  このほど、株式会社東京工業品取引所の金先物取引に直接投資する国内籍投資信託が2月17日に設定されることとなりました。国内の商品先物取引に直接投資する国内籍投資信託としては第1号となるこのファンドは、伊藤忠商事株式会社の子会社であるITCインベストメント・パートナーズ株式会社が設定・運用を行い、運用の一部は商品投資顧問業者であるアストマックス株式会社に委託されます。また、同投資信託の販売は大和証券株式会社及び大和証券キャピタル・マーケッツ株式会社が行います。

  2008年12月に投資信託・投資法人法施行令等が改正されたことで、投資信託の運用にあたって商品先物取引等に直接投資することが可能となり、分散投資を図る投資家の間で高まる金や原油を始めとする国際商品への関心に応える形で商品開発が活発に行われるようになりました。これまで発売された商品はいずれも海外の商品先物市場等に投資するものでしたが、今回設定される商品は国内の商品先物取引に投資する初のもので、当社では日本の商品先物市場の活性化に繋がることを期待しています。

  海外市場を運用対象とする投資信託は、東京時間に申込み後、ほぼ半日を経過して取引が終了する欧州・米国市場の清算値を使って算出される基準価額で取引されることが一般的でした。 これに対して、当社市場のみを運用対象とする投資信託においては、投資の申込み受付の締め切り時間までの市場動向をみながら、当日の東京市場の相場を反映した基準価額で取引することが可能になるメリットもあります。

  このような投資信託が国内で設定されることで当社市場の取引も活発になり、当社が推進する金融市場との連携が一層深まることを期待しています。このような動きは、日本にとって重要なインフラである「取引所の競争力の強化」に、ひいては「我が国金融・資本市場の競争力強化」に繋がる大変有意義なことと考えられます。

 

 

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