東工取、シンガポール・マーカンタイル取引所とMOUを締結

2010.4.23

 

株式会社東京工業品取引所とシンガポール・マーカンタイル取引所(以下「SMX」という。)は本日、相互互恵的な協力とパートナーシップの開拓、および市場の拡大に関する覚書(Memorandum of Understanding:MOU)を締結しました。このMOUにおいて両取引所は新規事業の共同開発等、双方の市場の流動性及び効率性の向上に資するメカニズムの開拓を協力して行います。

 SMXはフィナンシャル・テクノロジー社(Financial Technologies: FT、インド・ムンバイ)によって設立された取引所で、金属、エネルギー、農産品、通貨、インデックスの上場を予定しています。

 東工取の代表執行役社長 江崎格は次のように述べています。 「当社は海外の当業者及び機関投資家による当社市場への参入を促進すべく様々な改革に取り組んでいます。海外取引所との連携強化もこれに繋がる重要な施策の一つです。

 これまで我々はインド・マルチ商品取引所(Multi Commodity Exchange of India: MCX)等同じフィナンシャル・テクノロジーズ(Financial Technologies: FT)グループ傘下の取引所との協力を通じ、同社とは良好な関係を築いてまいりました。このたび、SMXとMOUを締結することで、この協力関係を深化させることができ喜ばしく思っています。今後、SMXと共同でアジアの市場参加者のニーズに適合したリスク管理ツールを提供するなど、両市場の利便性向上を図り、当社が目標とするアジアの中核的デリバティブ取引所としての地位確立に繋げていきたいと考えています。」

SMXのトーマス・マクマンCEOは次のように述べています。「東工取が、SMXと共同で双方の商品デリバティブ市場を進展させることに熱意を示しているという事実は、未だ断片化されたアジア市場に調和をもたらし、一貫性のある国際的価格指標形成の場を構築しようとするSMXの取り組みの意義を裏付けるものです。東工取とのMOU締結は、アジアの取引時間帯において幅広い上場商品を提供し、コモディティ関連の現物及びデリバティブ市場の参加者全てを結びつけるワン・ストップ取引所を実現するという、我々の長期的な戦略に合致するものです。SMX及びシンガポールは、全世界のコモディティ・デリバティブ参加者と、各々のファンダメンタル要因に基づく価格形成が行われているアジア各国の市場を結びつけるという役割を担う構えです。」

************************************

シンガポール・マーカンタイル取引所について

シンガポール・マーカンタイル取引所(略称SMX)は、豊富な導入実績のある最新の電子取引プラットフォームを用いて、金属、エネルギー、農産品、通貨および指数の先物・オプション取引の提供を目指しています。

SMXはアジアの取引時間帯において、デリバティブ取引と現物取引をシンクロナイズさせる役割を果たすとともに、効果的なリスク管理を可能とする新たなデリバティブ商品をアジアの市場参加者に提供します。SMXは、市場の透明性、取引時間の利便性、価格形成、価格リスク管理および複数のアクセス形態を参加者に提供します。清算および決済に係るカウンターパーティ・リスクはクリアリングハウスであるSMXCCにおいて効率的に管理されます。
http://www.smx.com.sg

TOP