委託者が直接取引所システムに発注できる「ダイレクト・マーケット・アクセス」の制度を導入

2010.9.27

 

 株式会社東京工業品取引所は本日、委託者が受託取引参加者の取引端末を経ることなく、直接、当社の取引システムに接続して売買注文の入力を行う「ダイレクト・マーケット・アクセス(DMA)」の制度を導入しました。これにより、プログラム売買により高速・高頻度発注できる環境を望む投資家にとって利便性が向上します。

 これまで、当社の取引システムに直接発注できる資格(市場取引参加者資格や受託取引参加者資格)を持たない投資家などの委託者は、受託取引参加者(商品取引員、ブローカー)が保有する発注システムを通じて取引を行う必要がありました。このため、より一層のスピードアップを望む、プログラム売買等を行う投資家からは、当該委託者の注文を当社の取引システムが直接受け付けるDMA制度の導入を求める声が高まっていました。

 今回、受託取引参加者がDMAを希望する委託者の注文状況等を常時照会できる等の取引監視体制を構築することを条件に、委託者がDMAを行えるよう制度整備を行いました。この措置に必要な当社の業務規程及び受託契約準則の変更が、本日経済産業大臣より認可されたのを受け、当社は即日規定等の変更、施行をいたしました。

 なお、海外投資家がDMAを行う際、当該国の規制当局から当社がノー・アクション・レター(*)を取得しておくことが必要となる場合が多いのですが、今回の措置により、国内委託者やノー・アクション・レターを必要としない国の委託者は、DMA環境の提供を受けることができます。

(*)ノー・アクション・レター…規制当局が問い合わせのあった内容に問題ないと判断した場合に交付する文書

※東京工業品取引所のDMAは、諸規程上「直接接続方式」と呼称します。

 

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