CQG、東京工業品取引所に自社ホスティング取引所ゲートウェイを接続

2011.3.8

証券・商品のグローバルな電子取引向けの注文執行、チャート、分析ソリューション提供における業界のリーディングカンパニーであるCQG(本社・米国コロラド州)は、自社のホスティングされた取引所ゲートウェイを、日本最大の商品取引所である株式会社東京工業品取引所と接続したことを、本日発表しました。

 CQGが日本国内の取引所システムへ高速・直結接続するのは、2010年初旬の東京証券取引所、先月の大阪証券取引所に次ぎ、今回の東工取で3例目となります。こうした一連の取組みにより、CQGは、日本の取引所で取引を行おうとするトレーダーに対する広範なネットワークアクセスの提供を本格化させています。今回、CQGホスティングによる国内の主要3取引所への接続が実現したことで、日本だけではなく世界中から日本の様々なマーケットへ、サーバー管理による市場間スプレッド取引をはじめとする多様な発注が行えるようになります。

 CQGのオーダー・ルーティング担当ディレクターMike Glistaは以下のように述べています。

 「CQGはトレーダーのご要望にお応えするため、世界の主要取引所への低遅延(ローレイテンシー)接続をご提供します。主要なデリバティブ取引所たる東工取への接続が実現したことは、弊社ホスティングDMA(取引所直接接続)サービスの充実を図る上で大変に重要です。これによって、ローカルPC上ではなくサーバー管理されたCQGの注文発注とプロフェッショナル管理ツールが、東工取の商品を取引するにあたり使用可能となります。」

 1984年、複数の取引所の統合により誕生した東工取では、貴金属・石油・ゴム・商品指数の4市場を設置し、10商品を上場しています。今年1月からは、東京穀物商品取引所の上場商品も東工取のシステム上で取引が行われるようになったため、CQGのお客様には東工取と同じ高速回線とホスティングされた接続を通して、農産物の取引も行うことができます。

 東工取の執行役 小野里光博は次のように述べています。

「この度、当社のISVとしてCQGがオペレーションを開始できることとなり、大変嬉しく思っています。接続できる取引所の数の点でも、取引できる上場商品の多様性の点で

も、より幅広い選択肢が市場参加者に提供されることは、市場の利便性向上に取組む取引所にとっても大きな意義のあることです。多様な市場参加者から支持を集めるCQGの高品質なテクノロジーとサービスを通じ、当社市場に多くの新規参入者があることを大いに期待しています。」

 CQGのトレーディングツールのCQG Traderと主要プラットフォームCQG IC(Integrated Client)を使い東工取へ発注ができるようになります。ローレイテンシーでの東工取の接続は、注文執行の管理がサーバーサイドで行われるCQGのツール(CQG Spreaderおよび最近リリースされたMarket Aggregationを含む)を利用することを可能にしました。

 CQGによるHosted Exchanges Gatewaysによって構築されるネットワークは、40を超える世界中の取引所への安定した高速取引を可能にします。ホスティングDMAは、インフラに新たな投資をすることなく、高速な注文執行と高度な取引管理を実現するコスト効果の高いソリューションです。

 CQGはアジア太平洋地域の取引所への直接接続を継続して進め、今年第2四半期には香港先物取引所(HKFE)への接続を予定しています。

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CQGについて

 CQGは、取引ルーティング、グローバルマーケットデータ、高度なテクニカル分析を統合した業界最高の機能性を誇るソリューションを提供しています。50社以上の先物取次業者とパートナー提携を結び、CQG Hosted Exchange Gatewaysを連携させたグローバルネットワークで、40以上の取引所に対するDirect Market Access接続環境を構築しています。CQGのマーケットデータフィードは、先物、オプション、債権、為替、株式の各取引所の債権、業界レポート、金融指標などを含む100種類以上のソースから情報を収集します。本社をコロラド州デンバーに置き、世界各地にセールスおよびサポート拠点を構えています。CQGの詳細については03-3286-6633までお電話いただくか、www.cqg.com/jp/をご覧ください。

東京工業品取引所について

 東京工業品取引所(東工取、英文名称Tokyo Commodity Exchange、略称TOCOM)は国内で最大、また、アジアにおける中核的商品取引所で、貴金属(金、銀、白金、パラジウム)、ゴム、石油(ガソリン、灯油、軽油、原油)、中京石油(ガソリン、灯油)、商品指数の5市場を運営し、先物とオプション(金)を上場しています。2010年の出来高は約2,764万枚で、国内商品先物市場の88%のシェアを占めています。東工取の前身は1951年に設立された東京繊維商品取引所で、東京ゴム取引所及び東京金取引所が1984年に統合して東京工業品取引所が設立され、2008年12月には会員組織から株式会社へ組織変更しました。2009年5月には世界最高水準の性能と国際標準の取引機能を備えたNASDAQ OMX社の取引システムを導入し、様々な取引制度も国際化を進めました。2010年9月には夜間立会を午前4時まで延長するなど、国際市場として様々な環境整備を進めています。  www.tocom.or.jp/jp

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