東商取とDME、エネルギー商品分野での協力推進で合意

2014.3.17

 株式会社東京商品取引所(東京都中央区、代表執行役社長 江崎格、以下「東商取」)とドバイ・マーカンタイル取引所(ドバイ、CEOクリストファー・フィックス、以下「DME」)は本日、原油をはじめとしたエネルギー市場の発展促進を目的に、両取引所間の協力関係強化に関する覚書を3月12日に締結したことを発表しました。

 今後両取引所は、共同マーケティング活動の実施や、双方の市場参加者の利便性向上に資する新サービスの提供から、アジア原油の指標価格提供という両市場の果たす役割の強化に至る様々な分野での協力を模索し、双方の市場の取引活性化を目指します。

東商取の代表執行役社長 江崎格は次のように述べています。「これまでDMEとの間で協力関係の強化に向けた議論を重ねてきた結果、本覚書の締結に至ったことを大変嬉しく思います。東商取では現在、LNGや電力市場等の創設を含む総合エネルギー市場の整備や、エネルギー関連のOTC取引や清算サービスの提供開始に向けた準備に取り組んでいます。私どもは、エネルギー業界のニーズにより良く応えるべく、世界の市場参加者に対して、アクセスしやすく、流動性の高い市場を提供することを目指しています。DMEとの提携は、このような目的を実現する上で重要な役割を担うものであり、エネルギー業界のより一層の発展に貢献するものであると考えています。」

DMEのCEO クリストファー・フィックスは次のように述べています。「私どもは、アジアの顧客とより緊密な関係を築き、この地域におけるエネルギー取引の価格指標性を高めることに資することを戦略に掲げており、今回東商取と協力関係強化に向けて覚書を締結したことは、その大きな前進です。世界のエネルギー消費を牽引しているのはアジア市場であり、本覚書の締結は、そのアジアに拠点を置く両取引所の発展に寄与するものであると確信しています。今後、双方にとって利益となるよう、市場参加者のリスク管理ニーズにも考慮しつつ、市場の効率性を高め、長期的な成長の機会を捉えるべく、両取引所で協力を進めてまいります。」


DME(ドバイ・マーカンタイル取引所)について

DMEは、中東第一位の国際的なエネルギー先物・商品取引所で、スエズ以東の市場に参加する原油の生産者、トレーダー、受給者に対して原油の透明な価格形成を提供することを目的としています。

DMEは2007年の設立以降、世界的に影響力のある取引所へと急速に成長しました。その主力商品であるオマーン原油先物取引(DMEオマーン)はいまや、急速に発展しつつあるスエズ以東市場において最も信頼できる指標原油としての地位を確立しました。アジア地域の経済力を最も反映するDMEオマーンは、世界で最も取引されている現物受渡し方式の原油先物取引であるだけでなく、原油そのものも世界で第三の指標となっているばかりか、オマーンおよびドバイから輸出される原油の唯一の指標でもあります。

DMEは完全電子化された取引所であり、アジア、欧州、米国の主要金融センターを含む世界20法域から認可を受けた接続が可能です。取引所自体はアラブ首長国連邦(UAE)内の金融サービスを活性化するための金融特区であるDIFC(ドバイ国際金融センター)に立地しています。管轄当局はドバイ金融庁であり、DMEで執行されるすべての取引は、CMEクリアリングによって清算され、かつ、保障されています。

DMEは、ドバイ・ホールディング、オマーン投資基金およびCMEグループの合弁会社であり、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー、シェル、ビットールおよびコンコルド・エナジーを含むグローバルな金融機関およびエネルギー・トレーディング企業も資本参加しています。

www.dubaimerc.com

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