ドバイ原油の建玉数量の制限撤廃について

2015.5.29

 

 株式会社東京商品取引所(東京都中央区・代表執行役社長 江崎格)は、市場参加者にとって利便性の高い市場環境の整備に努めていますが、今般、石油市場に上場している「ドバイ原油」について、建玉数量の制限を撤廃することといたしました。

 当社のドバイ原油(2015年5月限までは中東産原油)は、上場来、建玉数量の制限を設けてきましたが、現金決済先物取引を採用しており、また、最終決済価格をプラッツ社が日々発表するスポット価格の月間平均価格としていることもあり、建玉数量を設定しなくても市場管理上の問題を惹起する可能性は極めて低いものと考えられます。

 ドバイ原油の建玉数量を撤廃するに当たっては、このようなことに加え、ブレント原油を現金決済先物取引により上場しているICEでは、建玉数量が設定されておらず、これが原因で市場管理上の問題が起きたことがないことも考慮しました。

 当該変更は2015年6月1日より実施します。

 当社は、昨年末以降のETN関連取引の活況等から、取引高及び取組高が著しく増加していることもあり、多くの取引参加者から、建玉数量の制限の緩和に係る要望が寄せられています。今般の建玉数量の撤廃は、このようなニーズにも応えることができるため、当社石油市場の利便性の向上、ひいてはより一層の市場活性化に繋がるものと期待しています。

 

(参考)ドバイ原油の建玉数量の制限(現行)
    建玉数量の制限(各限月)
取引参加者 当業者※1・ マーケットメーカー 12,800枚(640,000キロリットル)
  上記以外 6,400枚(320,000キロリットル)
委託者 当業者※1・ 投資信託等※2・ マーケットメーカー 12,800枚(640,000キロリットル)
  上記以外 2,400枚(120,000キロリットル)

※1:上場商品を主原料とした物品の売買等を業としている者。
※2:投資信託等の組成又は運用を目的として行なっている者。

 

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